パリ篠笛教室

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日本の伝統楽器を海外に広めるという理念・目的を持つAtelier de flûte では、広く多くの方に伝統楽器を聞いていただくために、色々な活動をしております。


”世界に広める”という活動は、私だけではなく、幼少より伝統邦楽を学ばれた邦楽界の方々の中にも積極的に海外で活動を繰り広げていらっしゃる方々もいらっしゃいます。私に篠笛・能管の手ほどきをしてくださいました西川浩平先生も後世につなげる活動として、篠笛のための新曲を外国の方に依頼したり色々な活動をしていらっしゃいます。


私的な話ではございますが、私は幼少よりピアノを習い、吹奏楽部などに所属し、フルートで音大に行き、その後篠笛に出会いました。基本的には西洋音楽の笛吹きなので、全く世界の違う日本の伝統音楽に関してどこまで演奏して良いものなのかという思いもありつつ、西洋在住であるため日本にいる方々よりも世界での篠笛の未来づくりには役立てるであろうと思い、現代音楽分野での篠笛の活動を始めました。そこから多くの海外・または日本在住の和楽器の方々と出会うことが出来活動の幅も広がり、演奏活動を通して、日本の楽器に興味を持つ海外の作曲家の方々、多くの西洋の方々に、この竹笛の音をお届けすることが出来ております。


しかしながら、私が篠笛吹いているだけでは、結局楽器は広まらないのだとある時気付かされました。明治以降ピアノやヴァイオリンが日本中に広まったのは、”西洋人がやって来て演奏し帰って行った”というだけではなくて、子供から大人まで習い事として定着したことにあります。何事もそうですが、愛好家がいてこそ、楽器や音楽は広まるものと思います。そういう思いから、自分のできる範囲で篠笛を教えることを始め、現在に至っております。


若かりし頃、師匠の舞台で胸を貫かれるような音、言い表せない音色を聞いた時の感動は今でも忘れられず、この8つの穴だけの笛はきっと世界に通じると思っております。篠笛、和楽器にとどまらず、西洋音楽の観点とは別の観点を持つ日本の音楽の美学もまた少しでも広めたくも思っております。どちらが正しいということではなく、芸術観として、又、一人一人の情操の財産にもなると思うからです。


また日本国内だけの発注だけでは篠笛、尺八は、もはや成り立たず、外国からの発注が重要とも聞いております。作り手さんも減っています。世界に広めるということは、後世に楽器そのものを残すという面もあり、そのために出来ることを考え、積極的に篠笛という楽器にとどまらず機会があれば和楽器のワークショップ・コンサートを行ったり、その他地域のイベント、日本関連のイベントなど色々なイベントに出演しております。